THE BEATLES ORIGINAL MONO-RECORD SET オリジナル・モノ・レコード・ボックス

2020年3月15日

THE BEATLES ORIGINAL MONO-RECORD SET
オリジナル・モノ・レコード・ボックス

1986年に発売された、日本盤モノラル・シリーズの2回目赤帯タイプの10タイトル11枚を、特製のボックスに収納したもの。

1986年5月号のシネクラブ会報(BCC出版:1986年5月1日発行:通巻117号)の表紙には、「オリジナル・モノ・レコード・ボックス限定発売」の文字がある。

同誌8ページから11ページまでは、「緊急情報特集」として、ボックスセットの解説が掲載されているが、そこには、「”Yellow Submarine”までは、レコーディング完了後、まずはモノーラルにトラック・ダウンしていた」「現在オリジナルアルバムとして出回っているステレオ盤は、モノーラルのマスター・テープから技術的にステレオ化した擬似ステレオとよばれるものなのである」と記載。当時の認識が記録された貴重な資料と言える。
全体的に「ステレオ盤よりモノーラル盤の音質が良い」などと、既に当然ステレオ盤を持ってるであろう会員に購入を訴求する内容になっている。

23ページの「THE APPLE TIMES」ページで、BCC会員優先申込受付が告知され、4月25日~5月5日の期間限定と記載。そこには「BCC会員だけで1000セットに達した場合、一般での発売はありません。」とされていた。
シネクラブ通販だけしか売られなかったという説と一般レコード店頭でも見た記憶があるという話の両方があるが、実は箱は半分の500個も作られなかったという見方も有力である。

24、25ページの冊子中央部見開きページは、フルカラー印刷の宣伝ページとなっている。
「BCCで予約、お申込の方に限り」
①歴史的なマージービート紙(1962年第1週分)の歴史的なフロントページ
②ビートルズ・ミニ百科(A4判64ページ)来日20周年を記念して特別製作されたミニ百科
「2大プレゼント付」としている。

①は両面印刷の1枚紙だが、長辺がボックス外側とほぼ同じサイズであり、箱内寸はレコード・ジャケットにピッタリのサイズに製作されており、内部に納まりが悪いためか、中古で箱のセットが出てきても、別保管されて散逸してしまったのか、付属されていることが少ない。
②の冊子は、シネクラヴの会報と同じサイズで、表紙と内表紙のみカラー印刷。各種データやディスコグラフィーが中心。こちらは、一般レコード店頭でもサービス品として配布されていたことがあるため、ボックスとは別に古書として出てくることがある。

書誌データベース
資料種別アナログ・レコード
分類ビートルズ
出版国日本国内
タイトルTHE BEATLES ORIGINAL MONO-RECORD SET オリジナル・モノ・レコード・ボックス
シリーズ名オリジナル・モノ・レコード
著者などビートルズ・シネ・クラブ
出版社東芝EMI
出版年1986.5.30
ページ数10タイトル11枚組
大きさ328×328×44
NDC分類(9版)
ISBN
一般件名

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